ほんとはほんとうにみんなこいつが悪いんだったよ

歪んだ句読点と私たちに笑いかける同じ色をしたその人たち。もっと暗くなっていく地球。遠くから見ると本当は地球は黒いんだぜ、もっと遠く、遠く、黒い点になるくらいまで遠くから見たら。嘘じゃないと思うよ、点は点であって、真黒だから。ヘッドライトアンドテールランプ見えなくなるまで消えていく。過剰になっていくエンジン音を止めておかないで。触ったりできない。全部知ってる、輝いていくんだよ、見っとも無いのを解っていながら。少しだけ驚く神経。もう少しだけ歩ければいいのにな。あの日見かけた酷いピンク色のこと、見ていたんだね。

 

裏切られていった全ての諸悪の根源。裏切ってしまった、何もかもを見直すことすら手遅れだったんだ。うらぶれて行く場末にある世紀末。誰もお前なんて待っててくれなかったよ。

また会う日まで生きていきます、冗談じゃなく。真っ直ぐ見なくても良いように、目を閉じながら。